なんでもかんでも日記

脳梗塞との戦いの日々

ベッド上安静

入院してからの2.3日の間は、ベッド上の安静になります。
主な治療は、薬物投与と点滴治療です。


ベッド上の安静とは文字通りベッドの上からは、一歩も動けない状態の事です。
つまり喉が渇いても、トイレに行きたくても、ベッドから動くなということです。


まあ100歩譲って小は許せても、大はプライドが許さないもんです。
結局私の場合は、看護師さんに内緒で勝手にトイレに行ってしまいましたが、
決して皆さんはマネをしないでください。


食事については、私の場合は翌日の朝食は間に合いませんでしたが、
血圧や糖尿病も問題がなかったので、昼食からは普通の食事が用意されました。


入院してからの3日間は、精神的に一番参る時期です。
昨日まで出来ていた事が、突然できなくなる事や、
話したい言葉が相手に伝わらない苛立ち。
このまま良くならないんじゃないかという焦りから、
塞ぎ込んでしまい、半分自暴自棄になってしまいました。


今は前向きに考えられるようになりましたが、
それでも今後の事を考えると、憂鬱になります。

緊急入院

遅ればせながら前回の続きから。


会社に着いてから私の異変に気付いた上司が、
その場で救急車を呼び、栃木医療センターに搬送された。
ちなみにカミさんは、その時になっても,
まだ私がふざけているものだと思っていたそうである。


病院に着いてから、幾つかの検査をした後で、
ラクナ梗塞と診断され、その場で入院となった。



入院時の症状は、右手の動作困難と、言葉の呂律が回らない事だった。

いつもと様子が変!?

早速だけど当日のあらまし。



事の始まりは7月13日の午後5時頃、夜勤の仕事に向かうため、
いつもの時間に目覚めた。



起きたとき頭はハッキリしてるのに、身体に違和感を感じた。



取りあえず慌てて着替えようとすると、右手が重く力が入りにくい。
身体はバランスを失い、倒れてしまう。
カミさんに身体の不調を訴えるが上手く言葉にする事が出来ない。



「か…から…らが…おぼうよに…うごあない」



その時点でヤバいと思った。
【脳梗塞?】
頭の中をその言葉が駆け巡る。



会社に向かう時間だ、しかもズル休みと思われたくない。
『取りあえず会社に向かおう。仕事が出来るかどうかは、
その時考えればいい。』



カミさんに頼み込んで、車を運転してもらい、
会社に向かった。



この時カミさんはまだ、私がふざけているものだと思っていた。